~別府竹細工、ついにミラノへ!そしてドゥーモ前で勝手にワークショップ!?~
3年がかりで進めてきた「別府竹細工・ミラノ進出プロジェクト」。
ついに本番です。
しかも今回は、ただの展示会ではありません。
大分県、ジェトロ、総領事館、テレビ局まで巻き込んだ一大イベント。
テレビ大分は、なんと3年前の準備段階から密着取材。後に1時間番組になるという、本気っぷりです。
会場づくりも、もちろん“竹職人流”。



展示台は、日本から送った段ボールに和紙を貼って自作。
装飾用の竹も20本持参。
「買う」より先に「作る」が基本です(笑)。
オープニング当日。
在ミラノ総領事まで祝辞に来るわ、人は入りきれないわで大盛況。



あとで聞けば、ジェトロ絡みの展示会でも過去最高レベルの来場者数だったとか。
そして始まる、日本チーム渾身のパフォーマンス。
私と大橋君で、その場で巨大花籠を編み上げ、
仕上げに油布さんが生け花をドン!
これがもう、大ウケ。
しかし、この旅の本番はここからでした。
さらに料理は、ミラノの日本料理店「大阪」からケータリング。
担当は後に超有名料理人となる新江憲一さん。
地味に食のレベルまで高い(笑)。
ミラノ日本人学校でのワークショップ。


講師は油布さん。
…が、この人、超濃厚な大分弁。
テレビでもテロップが必要なレベルです。
当然、海外育ちの子どもたちはポカーン。
しかも、生徒が間違えると、
「ちゃんと聞いとらんからじゃ!」
と一喝(笑)。
外交官や駐在員家庭の子どもたちに飛ぶ、純度100%の大分弁。
これはもう異文化交流です。
そして私。
「せっかくミラノまで来たんだから、もっと面白いことしたい!」
という悪い虫が発動。
向かった先は、ミラノの超観光名所「ドゥーモ大聖堂前広場」。


観光客だらけ。
怪しい露店だらけ。
警察の見回りも頻繁。
そんな場所で――
まさかの無許可(ギリギリ?)竹細工ワークショップ開催。
県職員には秘密です。
知ったら止めるに決まってますから(笑)。
事前にイタリア語で、
「私たちは物売りではありません。日本から来たアーティストです。無料で日本文化を体験してもらっています」
という看板を用意。
警察が来た瞬間はドキドキでしたが、看板を見てニッコリ。
セーフ!
結果は大成功。
完成した竹籠を抱えたイタリア女性が、
「これ持ってディスコに行くわ!」
…最高です。
竹細工が、ミラノの街へ飛び出した瞬間でした。
こうして、竹と勢いと好奇心で駆け抜けた海外展開編も、ついに終了。
気づけば、山奥の竹職人がドゥーモ前で国際交流していました。
人生、本当に何が起きるか分かりません(笑)。

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