そもそも、何故竹細工をしているのか?(その27)~別府竹細工、ついにミラノへ!そしてドゥーモ前で勝手にワークショップ!?~

そもそも、何故竹細工をしているのか?シリーズ

~別府竹細工、ついにミラノへ!そしてドゥーモ前で勝手にワークショップ!?~

3年がかりで進めてきた「別府竹細工・ミラノ進出プロジェクト」。
ついに本番です。

しかも今回は、ただの展示会ではありません。

大分県、ジェトロ、総領事館、テレビ局まで巻き込んだ一大イベント。
テレビ大分は、なんと3年前の準備段階から密着取材。後に1時間番組になるという、本気っぷりです。

会場づくりも、もちろん“竹職人流”。

展示台は、日本から送った段ボールに和紙を貼って自作。
装飾用の竹も20本持参。
「買う」より先に「作る」が基本です(笑)。

オープニング当日。
在ミラノ総領事まで祝辞に来るわ、人は入りきれないわで大盛況。

あとで聞けば、ジェトロ絡みの展示会でも過去最高レベルの来場者数だったとか。

そして始まる、日本チーム渾身のパフォーマンス。

私と大橋君で、その場で巨大花籠を編み上げ、
仕上げに油布さんが生け花をドン!

これがもう、大ウケ。

しかし、この旅の本番はここからでした。

さらに料理は、ミラノの日本料理店「大阪」からケータリング。
担当は後に超有名料理人となる新江憲一さん。
地味に食のレベルまで高い(笑)。

ミラノ日本人学校でのワークショップ。

講師は油布さん。

…が、この人、超濃厚な大分弁。

テレビでもテロップが必要なレベルです。

当然、海外育ちの子どもたちはポカーン。

しかも、生徒が間違えると、

「ちゃんと聞いとらんからじゃ!」

と一喝(笑)。

外交官や駐在員家庭の子どもたちに飛ぶ、純度100%の大分弁。
これはもう異文化交流です。

そして私。

「せっかくミラノまで来たんだから、もっと面白いことしたい!」

という悪い虫が発動。

向かった先は、ミラノの超観光名所「ドゥーモ大聖堂前広場」。

観光客だらけ。
怪しい露店だらけ。
警察の見回りも頻繁。

そんな場所で――

まさかの無許可(ギリギリ?)竹細工ワークショップ開催。

県職員には秘密です。
知ったら止めるに決まってますから(笑)。

事前にイタリア語で、

「私たちは物売りではありません。日本から来たアーティストです。無料で日本文化を体験してもらっています」

という看板を用意。

警察が来た瞬間はドキドキでしたが、看板を見てニッコリ。

セーフ!

結果は大成功。

完成した竹籠を抱えたイタリア女性が、

「これ持ってディスコに行くわ!」

…最高です。

竹細工が、ミラノの街へ飛び出した瞬間でした。

こうして、竹と勢いと好奇心で駆け抜けた海外展開編も、ついに終了。

気づけば、山奥の竹職人がドゥーモ前で国際交流していました。
人生、本当に何が起きるか分かりません(笑)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました