そもそも、何故竹細工をしているのか?(その13)〜新婚旅行、なぜか4人旅〜

そもそも、何故竹細工をしているのか?シリーズ

〜新婚旅行、なぜか4人旅 ドミニカ編〜

最近、自分でも思うのです。

「この話、どんどん脱線してないか?」と。

でもですね――

脱線がちょっと楽しくなってきました(笑)

さて、結婚式の翌日。

いよいよ新婚旅行へ出発です。

……ところが。

なぜか4人。

そう、

私たち夫婦に加えて、

高橋さん夫婦も同行。

きっかけは、新婚旅行の相談中。

「南米に行ってみたいなぁ」と彼女。

すると横で聞いていた高橋さん、

いつもの調子で一言。

「それ、いいね!俺たちも行こう!」

……軽い(笑)

しかし、この軽さが現実になるから人生は面白い。

というわけで、

新婚旅行兼・4人旅、

行き先は中南米へ決定。

ただし問題が一つ。

誰もスペイン語が話せない。

これは困った。

そこで思い出したのが、

青年海外協力隊としてドミニカ共和国に赴任していた竹細工の同級生・真鍋君。

「とりあえず彼を頼ろう」

「1か月もいればスペイン語に慣れるだろう」

……ものすごく雑な計画です(笑)

そして旅立ち。

福岡からロサンゼルスへ。

さらにマイアミ経由でドミニカ共和国へ向かう予定でした。

ところが――

ロサンゼルス空港で、

爆破事件発生。

ロサンゼルス空港で爆破事件が起こった時

いきなり映画みたいな展開です。

幸い大事故にはならなかったものの、空港から避難。

当然、乗り継ぎ便には間に合いません。

すると航空会社が、

「マイアミで一泊どうぞ」と手配。

……結果的にラッキー(笑)

そしてようやく、

ドミニカ共和国の首都・サントドミンゴに到着。

ここでまずカルチャーショック。

飛行機が着陸した瞬間、

乗客全員が拍手喝采。

「ブラボーーー!」

……日本ではまず見ません(笑)

空港には真鍋君が迎えに来てくれていました。

蒸し暑い空気。

体にまとわりつく湿気。

どこからか聞こえるラテン音楽・メレンゲ。

「ああ、本当に外国に来たんだなぁ」

と実感しました。

宿泊はシェラトンホテル。

しかも地下にはカジノ。

当然、覗きます(笑)

恐る恐る10ドルだけチップに交換。

するとブラックジャック台で、

派手な男がディーラーに指輪を突き出し、

「これで勝負させろ!」

……映画か。

後で聞けば、

アメリカへ不法移民してギャングになった人たちも多いらしい。

いやぁ、濃い(笑)

翌日はサントドミンゴ観光。

その前に両替です。

真鍋君いわく、

「普通の両替所はレートが悪い」

ということで案内されたのは――

床屋。

え?

散髪中のおじさんの横を通り抜け、

奥の部屋へ。

そこには怪しい親父が座っていて、

無言で両替。

完全にスパイ映画です(笑)

無事に両替を済ませたあと、

バスで真鍋君の赴任先「オコア」へ。

このバスがまた凄い。

ボロい。

とにかくボロい。

「これ、本当に走るの?」レベル。

定員?そんなものありません。

乗れるだけ乗せる。

ドアが無い車も普通に走ってる。

フロントガラス無しもいる。

ボンネット開いたままもいる。

日本の車検制度が恋しくなります(笑)

ようやくオコアに到着。

その夜――

ホテルの下からギターの音。

窓を開けると、

真鍋君とスペイン人男性が歌っている。

なんと、

歓迎のセレナーデでした。

しかもそのスペイン人、

パードレ ルイスクイーン地元の顔役です 大統領とも知合いです。

地元カトリック教会の神父様。

この地域では超有名人で、

「パードレの知り合い」と言えば、たいてい融通が利くらしい。

すごい後ろ盾を得ました(笑)

そして私たちは、

ドミニカのコテージ、隣に住んでいたオランダ人と

1か月暮らすためにプール付きコテージへ移動。

……だんだん新婚旅行の規模じゃなくなってきます(笑)

毎晩、真鍋君が友人を連れてきて酒盛り。

私たち男性陣は大喜び。

しかし女性陣は――

料理、片付け、接待。

当然、不満が溜まる(笑)

「なんでドミニカまで来て家事してるの!?」

……ごもっともです。

それでも約1か月暮らすうちに、

少しずつスペイン語の響きにも慣れてきました。

そしていよいよ――

本来の目的地、

ペルーへ向かいます。

新婚旅行は、まだまだ終わりません。

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