そもそも、何故竹細工をしているのか?(その26)~気づけばミラノ行き!? 世界進出は勢いと覚悟でできている~

そもそも、何故竹細工をしているのか?シリーズ

~気づけばミラノ行き!? 世界進出は勢いと覚悟でできている~

話は竹細工からどんどん逸れておりますが、もうここまで来たら、脇道が本線みたいなものです(笑)。

ドイツでの展示会を終えたあと、「次は海外で本格的にやらないか?」という話が舞い込んできました。しかも今度は個人のノリではありません。大分県、国、ジェトロまで絡む、なかなかの大型プロジェクト。

舞台は「別府竹製品協同組合」。

「別府竹細工を世界へ!」

…と聞くと壮大ですが、現実はまず説明会からスタート。
当然ながら、みんな興味はある。でも――

「で、いくら掛かるんですか?」

この一言で、膨らんだ夢はしぼみます(笑)。

結果的に残ったのは、個性強めの4人。

荒物職人の油布さん、クラフト路線の大橋君、和紙と書を融合する毛利さん、そして竹バッグ担当の私。

なかなか濃いメンバーです。

さて、問題は「どこでやる?」。

候補はアメリカ、ドイツ、フランス、イタリア。
まずは視察ということで、フランクフルト、パリ、ミラノを巡る旅へ。

ところが、フランクフルトの見本市は規模がデカすぎる。
「これ、うちら完全に埋もれるやつや…」

パリでは日本の百貨店ルートも見えたのですが、「日本人観光客向けで終わりそうだな」と却下。

そして最後に訪れたミラノ。

これが、とにかく洒落ている。

街もギャラリーも空気感も、全部がおしゃれ。
「やるならここだな」と、一同ほぼ即決。

こうして、別府竹細工のミラノ計画が本格始動したのです。

翌年は、毛利さんと二人でミラノ中のギャラリー巡り。
公営施設、美術館、個人ギャラリー…歩き回って、ついに「ここだ!」という場所を発見。

まだ開催も決まっていない段階なのに、

  • ジェトロと打ち合わせ
  • レセプション会場探し
  • レストラン交渉
  • 展示構成の相談

…と、話だけは超一流スピードで進んでいきます。

そして、いよいよ迎える三年目。
本番のミラノ展へ――!

ミラノに向けて出発 成田空港にて

…と、その前に今回はここで一休み。

人生、竹を編んでいたら、いつの間にかミラノまで編み込まれていました。

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