そもそも、何故竹細工をしているのか?(その15)〜マチュピチュと、世界の不思議な再会〜

そもそも、何故竹細工をしているのか?シリーズ

〜マチュピチュと、世界の不思議な再会〜

クスコに到着し、

さてまずはホテル探し。

すると、

いかにも“気の良さそう”なお兄さんが近づいてきました。

「いいホテル紹介するよ!」

海外旅行初心者に近い私たち。

半信半疑ながらも、

「まぁ、話だけでも聞いてみるか」とカフェへ。

すると突然――

警察突入。

そして、その男、

あっさり連行。

……危なっ!!

どうやら旅行者相手に小銭を巻き上げる、

常習の詐欺師だったらしい。

危うく、

南米初級コースの洗礼を受けるところでした(笑)

やっぱり外国では、

“優しい人すぎる人”には注意です。

そんな事件のあと、

市内観光のバスに乗っていると――

「あれ?」

どこかで見た顔が歩いている。

なんと、

高橋さん夫婦!

リマで別れたあと、

完全別行動。

もちろん今みたいにスマホもありません。

連絡など取れるはずもない。

それなのに、

まさかクスコで再会するとは!

「うわぁぁぁ!」

お互い大興奮。

旅先で偶然知り合いに会うだけでも嬉しいのに、

南米の山奥で再会するとは、

人生、本当にわからないものです。

数日後、

高橋さん夫婦は帰国のためリマへ。

そして私たちは、

いよいよ――

天空都市マチュピチュへ。

クスコから観光列車に乗り、

約4時間の旅。

列車の中は、

ほぼ外国人観光客。

時間も長いので、

近くの席の人たちと自然に仲良くなり、

トランプ大会が始まったり、

なかなか賑やかです(笑)

マチュピチュ村に到着すると、

そこからはシャトルバス。

これがまた、

ものすごい山道。

七曲がりどころじゃない。

十曲がり、

二十曲がりくらいありそうな、

クネクネ道を延々登っていきます。

そしてようやく、

遺跡入口へ到着。

今では世界遺産登録の影響で、

入場人数制限もあり、

事前予約必須だそうですが、

当時はまだ、今ほど厳しくありませんでした。

そして、

ついにマチュピチュ。

……圧巻。

標高2400メートル。

35年前の妻

断崖絶壁の上に、

石の都市。

「なんで、こんな場所に1000人以上住もうと思ったの?」

と、人類の情熱に感心するばかり。

しかも、

石組みが異常に美しい。

隙間がほとんどない。

後にクスコ市街でも有名な“インカの石組み”を見ましたが、

本当に名刺一枚入らないほど精密。

重機も無い時代に、

どうやってこんな加工をしたんだろう。

インカ文明、

恐るべしです。

もちろん、

私たちが興味を引かれたのは遺跡だけではありません。

市場です。

露店です。

民芸品です。

アルパカのセーター、

帽子、

織物、

刺繍、

銀細工、

陶器――

見れば欲しくなる。

我が家にも、一杯ペルーの民営品が

一つ買い、

また一つ買い……。

気が付けば、

出発時は“リュック一つ”だった荷物が大増殖(笑)

とうとう現地で南京袋を買い、

穴を開けて即席荷物袋を作る始末。

旅人あるあるです。

クスコにしばらく滞在した後、

次なる目的地は――

プーノ経由、

チチカカ湖、

そしてボリビアの首都ラパスへ。

旅はまだまだ続きます。

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