〜ログハウス編・いよいよ本格着工〜
少し話は前後しますが、
広島県竹原市での講師生活を終え、いよいよ大分一本の生活に。
とはいえ――
「さあ住もう!」と思っても、家がない(笑)
ということで、ここからは本格的な家づくりの話になります。
以前、「近くにログハウスを建てている人がいる」と聞いて訪ねた先。
その方が、高橋さん。
場所は由布院町塚原。
普段は大分市内でお仕事をしながら、週末になると山に来てログハウス作り。
いわゆる“週末ビルダー”です。
この高橋さん、実に魅力的な方でして、
ニコッと笑う顔がとにかく優しい。
そしてスタンスがまた素敵。
「来る人拒まず、去る人追わず」
まさにそれを体現している人でした。
そんな人柄ですから、週末になると自然と人が集まってくる。
気がつけば、ログハウスの横で宴会(笑)
私もいつの間にかその輪の中に入り、いろんな人と出会い、
その後の人生でも助けてもらうことになります。
人とのご縁って、本当にありがたいものです。
さて、そんな高橋さん。
とても懐が深くて素晴らしい方なのですが――
作業はというと……
ちょっと大らか(というか、まあまあ大雑把)
なんです(笑)
でも、その姿を見ていて思ったのです。
「この人が出来るなら、私にも出来るんじゃないか?」
……失礼なようでいて、これが大きな一歩(笑)
こうして、妙な自信を手に入れ、
いよいよ自分のログハウス建築スタートです。
まずは設計。
といっても、
段ボールの上に鉛筆で図面(笑)
ログハウスの場合、上から見た形と、丸太の組み方が分かればOK。
意外とシンプルです。
そこから必要な丸太の本数を計算。
・一段に何本使うか
・それを何段積むか
掛け算してみると――
約350本。
なかなかの数です(笑)
「じゃあ山で切るのか?」
……いえ、それはさすがに無理。
ここは購入しました。
高橋さんのつながりで、林業関係の方を紹介していただき、
森林市場で丸太を手配。
(一般人は入れない場所です)
当時、直径20cm・長さ4mの杉丸太が1本3000円ほど。
市場価格で入れていただき、かなり助かりました。
そしてついに――
丸太350本、現場に到着。
圧巻です。
……と同時に、
「これ、全部やるのか?」という現実(笑)
まず最初の作業は、皮むき。

これがまた、大変。
専用の道具でコツコツ削っていくのですが、
・スルスルむける丸太
・全然むけない丸太
があって、作業効率がバラバラ。
結局、何か月もかかってようやく完了。
ここですでに一仕事終えた気分です(笑)
そして並行して進めていたのが――
基礎工事。
図書館で本を借りてきて、完全に独学。
普通の家なら「布基礎」というコンクリートの基礎を作るのですが、
型枠なんて持っていません。
そこで考えたのが、
コンクリートブロックを積んで基礎を作る方法。
これなら一人でもできる。
なかなかいいアイデアです。

ただし――
その下のベース(土台)は、徹底的にこだわりました。
「素人の家だから地震で潰れた」
なんて言われたくないですし、
実際潰れたら困ります。
結果――
「ビルでも建てるのか?」というくらい頑丈な基礎(笑)
その上にブロックを一つずつ積み、
縦と横に鉄筋を入れてしっかり固定。
地味ですが、重要な工程です。
ちょうどこの頃は、竹の訓練校に入ったばかり。
同級生たちにも声をかけて、
ブロック運びを手伝ってもらいました。

こういう時の仲間は、本当にありがたい。
そして約1か月。
ついに――
布基礎、完成。
いよいよ次は、主役の登場。
丸太を積んでいく工程へ入ります。
……ここからがまた、大変なんです(笑)
続きは次回。


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