家の入口へ続く道端で、ちょっと目を引くものを発見しました。
緑の草むらの中に、真っ白な大きなキノコがポツン、ポツン、ポツン。
まるで、誰かが白い傘を3本ほど置いていったようです。
近づいて見ると、なかなか立派。
背の高さは20cmほど、傘の直径は10cmくらい。
しかも、傘の表面は白くてふわっとした感じ。
これはなかなか「キノコ界の存在感」があります。


「これは……食べられるんじゃないか?」
ここで、私の食いしん坊アンテナがピンと立ちました。
「3本もあるし……晩ご飯のおかずにしてみるか?」
などと、かなりお気楽なことを考えました。
しかし、待てよ。
野生のキノコを、見た目だけで食べるのはさすがに危ない。
ということで、グーグル先生に聞いてみることにしました。
すると、最初に出てきた候補が、
「マントカラカサタケ」
なるほど。
なんだか名前からして、傘を持った紳士のようなキノコです。
調べてみると、マントカラカサタケは食用にされることがあるらしい。
ただし、ここには重要な注意書きが。
生食は厳禁。
生で食べると、下痢や嘔吐などの中毒症状を起こすことがあるため、食べるなら中心まで十分に加熱する必要があるそうです。
バター炒め、フライ、スープなどがおすすめで、柄(茎)は硬いので、主に傘の部分を食べるとか。
「おお、これは晩ご飯になるのか?」
と思ったのも束の間。
その下に、さらに恐ろしいことが書いてありました。
⚠️ よく似た「危険人物」がいる
なんと、マントカラカサタケによく似たキノコに、
オオシロカラカサタケやドクカラカサタケなどの有毒種があるとのこと。
特にオオシロカラカサタケは猛毒で、誤って食べると激しい中毒を起こすことがあるらしい。
しかも、このオオシロカラカサタケ。
夏から秋にかけて、公園や芝生、庭など、意外と身近な場所に生える大型のキノコだそうです。
白くて大きく、いかにも「食べられそう」な姿をしているところが、また厄介。
成長すると傘は7~30cm、柄も10~30cmほどになるそうで、かなりの大型選手です。
特徴としては、傘の中央付近に茶色い鱗片があり、裏側のヒダが成熟すると、白から青緑色~暗いオリーブ褐色へ変化するとのこと。
写真のキノコを見ながら、
「……ん?」
「……これ、もしかして……」
どうも調べれば調べるほど、オオシロカラカサタケの特徴に近いような気がしてきました。
🍄 晩ご飯、撤回します。
さっきまで、
「バターで炒めたら美味そうだな」
などと考えていた自分を、ここで強制退場させます。
君、食材じゃなかったのか。
いや、正確には「食材かどうか、私には判断できない」。
これが一番大事ですね。
野生のキノコは、素人判断が一番怖い。
「たぶん食べられる」
ではダメ。
「たぶん大丈夫」
もダメ。
「確実に同定できないなら、採らない・食べない・人にあげない」
これが鉄則のようです。
もし庭などに生えた場合も、子どもやペットが触ったり口に入れたりしないよう注意が必要。
駆除する場合は手袋をして、胞子が飛び散る前に根元から抜き、袋に密閉して処分するのがよいとのこと。
芝刈り機などで「エイヤッ!」と粉砕するのは、胞子や破片をまき散らすことになるので逆効果だそうです。
「面白半分で抜かなくてよかった……」
最初は、
「おっ、珍しいキノコが生えてる!」
くらいの軽い気持ちでした。
そして次には、
「これ、晩ご飯のおかずになるんじゃない?」
と、さらに軽くなり……。
危うく、我が家の食卓に新メニュー「道端キノコのバター炒め」が登場するところでした。
危ない、危ない。
結局、今回は写真を撮っただけ。
それにしても、家の入口に突然こんな立派なキノコが3本も生えてくるとは。
自然はのどかでいいなぁ……と思っていたら、
とんでもない食卓の刺客が現れることもある。
キノコさん。
見た目はなかなか素敵だけど、今回は遠慮しておきます。
「君は見るだけ。私は食べない。」
これでいきましょう。🍄😅


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