パリからのお客様。

工房

17年前のご縁が、今につながるなんて。

最近、工房にはヨーロッパからのお客様が続いています。

この2か月だけでも、ベルギー、オランダ、オーストリア、そして今回はフランス。日本食ブームの影響もあってか、日本の文化や工芸にも世界中から熱い視線が注がれているようです。

今回訪ねて来てくださったのは、パリで活動する映像作家のダニエルさんとマリエさん。取材のお申し込みをいただいたのですが、その理由を聞いて驚きました。

なんと17年前、私たちがミラノで別府竹細工の展示会を開いた際に、マリエさんが私の竹のバッグをご覧になり、その作品がずっと記憶の片隅に残っていたそうです。

そして昨年、『クラフトランド・オブ・ジャパン』という本を手に取ったとき、その時に見たあのバッグと再会。「あの作家さんだ!」となり、今回の取材につながったとのこと。

17年前の出会いが、時を超えてこんな形で戻ってくるなんて、本当に面白いものですね。

ちなみに、この『クラフトランド・オブ・ジャパン』は、ドイツ人ジャーナリストが半年かけて日本各地を取材し、日本を代表する25人の工芸作家を紹介した一冊。世界向けの本なので、すべて英語で書かれています。

…それにしても、なぜ私が25人に選ばれたのか。今でも不思議です(笑)。

撮影当日は朝8時からスタート。

インタビュー中心かと思いきや、お二人が撮りたかったのは、作業場の音や空気、職人の日常の雰囲気。そのため私も弟子たちもカメラを意識することなく、いつも通り仕事を続けました。

こうして何気ない一日が映像となり、またどこかで新しいご縁につながっていくのかもしれません。そう思うと、今から完成が楽しみです。

最後はみんなで記念撮影。

そこで改めて気づいたことがあります。

外国の方って、本当に顔が小さい!

……いや、もしかして私の顔が大きいだけ?(涙)

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