昨日は、月に一度の工房ミーティングの日。
私のところでは、月一回、スタッフ全員が集合して、工房の掃除や共同作業を行います。
その後は、この一か月の出来事や仕事の進み具合、新しいオーダーについての報告会。もちろん仕事の話だけではありません。プライベートな出来事まで、それぞれが発表します。
まあ、工房の「定例会議」というより、ちょっとした近況報告会ですね。
そんな今回のミーティングの後に待っていたのが――流しそうめん!
この暑さですからね。冷たいそうめんを、みんなでワイワイ食べようじゃないか、ということになりました。
さて、流しそうめんといえば、やっぱり竹。
前日に長男のクルムが竹藪へ出動し、瑞々しい青竹を切ってきました。
そして翌朝。
新人の伊東周くんに、「青竹割りの練習」という、いかにも仕事らしい名目を与えまして……。
さあ、働いてもらいましょう(笑)。


5メートルほどもある青竹を、二つに割っていきます。
ところが、この竹割りが意外と難しい。
力を入れる方向や加減を少し間違えると、竹が途中で変な方向に割れてしまい、最後まで綺麗に二つに割れません。
「何事も勉強!」
などと、もっともらしく檄を飛ばしながら、頑張って割ってもらいました。
竹には「節」があります。
この節が残っていると、そうめんが途中で引っかかってしまいます。そこで丸ノミを使って、節を一つ一つ綺麗に取り除いていきます。
さらに、割っただけの竹は切り口が鋭く、そのままでは手を切ってしまう恐れがあります。
そこで最後は竹割包丁を使って、丁寧に面取り。
こうしてようやく、立派な「流しそうめん用竹レーン」が完成しました。
その頃、事務スタッフは台所でそうめんを茹でる係。
ショウガに小葱、大葉、柚子胡椒まで用意され、薬味もなかなか本格的です。
さらに、裏の畑で採れたばかりのまくわ瓜まで登場。
これがまた、うまいんです。
そして、いよいよ流しそうめんスタート!

炎天下の中ではありましたが、流れてくる水は地下水。

これが冷たい!
冷たい水に乗ってスルスルと流れてくるそうめんを、みんなで箸を伸ばしていただきます。
暑い中で食べる、冷たい流しそうめん。
そりゃあ、美味しくないわけがありません。
でも、やっぱり一番美味しかったのは、みんなでワイワイ言いながら食べるご飯だったのかもしれません。

仕事の話をして、竹を割って、汗をかいて、最後はそうめんを食べる。
なんともまあ、うちの工房らしい夏の一日です。
さて、竹割りを覚えた伊東くん。
来年は「新人研修」ではなく、堂々と竹を割っていることでしょう(笑)。
今年の夏も、いい思い出が一つ増えました。
そしてまた一つ、**「来年の夏も流しそうめんをやろう」**という楽しみも増えました。

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