中学時代の同級生 ~長谷川と平光と、“関親分”~
名古屋出張の恒例行事があります。
それは――
中学時代の悪友たちとの飲み会。
メンバーは毎度おなじみ、
平光、長谷川、そして私。
中学3年生の同級生です。
……とはいえ、この3人、
見事なくらいバラバラ。
秀才の平光。
空気に乗るのが得意な長谷川。
そして、不良学生だった私。
共通点?
ほぼ無い(笑)
そもそも、長谷川と平光は小学校時代からの友達。
そこへ中学3年で、私がズカズカ入り込んだわけです。
ところが卒業してから半世紀以上経った今でも、
「俺たちは元々友達だけど、お前は後から入り込んだ奴だ」
と、平然と言いやがる。
もう66年も経ってるんだから、そろそろ正式メンバーにしてくれてもいいだろうに(笑)
当時、1学年300人ほどいた中学校で、
平光はいつも学年トップ10入りの超秀才。
私は40番~50番あたりをウロウロ。
長谷川は……
まぁ、その下で安定の“凡庸”。
しかし、この“凡庸”こそが長谷川最大の武器だったのです。
高校卒業後、平光はそのままエリート街道まっしぐら。
名古屋大学からトヨタ自動車へ。
最後には「トヨタ愛知」の社長にまで上り詰めたのだから凄い。
一方の長谷川。
中部工大を卒業後、気象庁へ就職。
「おぉ、気象庁!なんかカッコいいじゃないか!」
と聞いてみると、
「毎日、自衛隊とソフトボールだ。」
……いや、天気予報しろ(笑)
当時、小牧空港には航空自衛隊基地もあり、
昼休みに気象庁チームVS自衛隊チームでソフトボールをしていたらしい。
「あいつら、普段から鍛えてるから強いんだわ」
と、仕事の話を絶妙にはぐらかす。
これぞ長谷川。
前置きが長い。
どうでもいい話を延々覚えている。
肝心な話はしない。
でも、不思議と憎めない(笑)
そして私はというと――
大学受験失敗。
18歳で放浪。
なぜか栄養士学校へ進学。
外食産業へ就職。
そして29歳で竹細工の世界へ。
見事なまでの“人生ジグザグコース”。
エリートから見れば、
完全にドロップアウトの見本市みたいな人生です(笑)
でも不思議なもので、
そんなバラバラな3人が集まると、
70歳を過ぎた今でも、一瞬で15歳に戻る。
中学生というのは恐ろしい。
精神年齢が、そのまま保存されている(笑)

そして今回は、そこに紅一点。
旧姓「関」が参戦。
この関という女性、
とにかくエネルギッシュ。
女らしさ?
そんなもの、どこかに置いてきた(笑)
サバサバしていて、
裏表ゼロ。
誰とでもすぐ打ち解ける。
社会人になり、結婚してからも、
世界中を飛び回る“神出鬼没キャラ”のまま。
昔から全く変わらない。
しかも驚くべきことに――
小学校時代、
平光は関の“子分”だった。
天下の秀才・平光も、
関親分には今でも頭が上がらない(笑)
今回も結局、
何の意味も無い話を延々と繰り返し、
「あの時お前がどうだった」
「いや、お前の方が酷かった」
という、中学生レベルの堂々巡り。
でも、それがいい。
70歳になっても、
15歳のまま笑える仲間がいる。
それだけで、人生なかなか悪くない。
今回もまた、
懲りない面々の、
懲りない飲み会でありました。


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