夏のロード 2026(その5)~名古屋編~

出張

中学時代の同級生 ~長谷川と平光と、“関親分”~

名古屋出張の恒例行事があります。

それは――
中学時代の悪友たちとの飲み会。

メンバーは毎度おなじみ、
平光、長谷川、そして私。

中学3年生の同級生です。

……とはいえ、この3人、
見事なくらいバラバラ。

秀才の平光。
空気に乗るのが得意な長谷川。
そして、不良学生だった私。

共通点?
ほぼ無い(笑)

そもそも、長谷川と平光は小学校時代からの友達。
そこへ中学3年で、私がズカズカ入り込んだわけです。

ところが卒業してから半世紀以上経った今でも、

「俺たちは元々友達だけど、お前は後から入り込んだ奴だ」

と、平然と言いやがる。

もう66年も経ってるんだから、そろそろ正式メンバーにしてくれてもいいだろうに(笑)

当時、1学年300人ほどいた中学校で、
平光はいつも学年トップ10入りの超秀才。

私は40番~50番あたりをウロウロ。

長谷川は……
まぁ、その下で安定の“凡庸”。

しかし、この“凡庸”こそが長谷川最大の武器だったのです。

高校卒業後、平光はそのままエリート街道まっしぐら。

名古屋大学からトヨタ自動車へ。
最後には「トヨタ愛知」の社長にまで上り詰めたのだから凄い。

一方の長谷川。

中部工大を卒業後、気象庁へ就職。

「おぉ、気象庁!なんかカッコいいじゃないか!」

と聞いてみると、

「毎日、自衛隊とソフトボールだ。」

……いや、天気予報しろ(笑)

当時、小牧空港には航空自衛隊基地もあり、
昼休みに気象庁チームVS自衛隊チームでソフトボールをしていたらしい。

「あいつら、普段から鍛えてるから強いんだわ」

と、仕事の話を絶妙にはぐらかす。

これぞ長谷川。

前置きが長い。
どうでもいい話を延々覚えている。
肝心な話はしない。

でも、不思議と憎めない(笑)

そして私はというと――

大学受験失敗。
18歳で放浪。
なぜか栄養士学校へ進学。
外食産業へ就職。
そして29歳で竹細工の世界へ。

見事なまでの“人生ジグザグコース”。

エリートから見れば、
完全にドロップアウトの見本市みたいな人生です(笑)

でも不思議なもので、
そんなバラバラな3人が集まると、
70歳を過ぎた今でも、一瞬で15歳に戻る。

中学生というのは恐ろしい。

精神年齢が、そのまま保存されている(笑)

左が長谷川、私、平光1,平光2,平光3

そして今回は、そこに紅一点。

旧姓「関」が参戦。

この関という女性、
とにかくエネルギッシュ。

女らしさ?
そんなもの、どこかに置いてきた(笑)

サバサバしていて、
裏表ゼロ。
誰とでもすぐ打ち解ける。

社会人になり、結婚してからも、
世界中を飛び回る“神出鬼没キャラ”のまま。

昔から全く変わらない。

しかも驚くべきことに――

小学校時代、
平光は関の“子分”だった。

天下の秀才・平光も、
関親分には今でも頭が上がらない(笑)

今回も結局、
何の意味も無い話を延々と繰り返し、

「あの時お前がどうだった」
「いや、お前の方が酷かった」

という、中学生レベルの堂々巡り。

でも、それがいい。

70歳になっても、
15歳のまま笑える仲間がいる。

それだけで、人生なかなか悪くない。

今回もまた、
懲りない面々の、
懲りない飲み会でありました。

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