皆さん気を付けて~~~
自分の名前を何気なく検索して、ついでに画像タブを開いてみたんです。すると――
「……ん?」
見覚えゼロの竹籠バッグがどーんと表示され、その下には堂々と
「竹籠バッグ ほぼ未使用 高江雅人作」
の文字。
いやいやいや、誰が作ったって??
こんなクオリティのものに、どうして私の名前がくっついているのか。思わず二度見どころか三度見。
嫌な予感しかしないままクリックしてみると、案の定、セキュリティソフトが即座に警告。
「このサイト、ちょっと怪しいですよ」と全力で止めに入ってくる。

そりゃそうだ、私もそう思う。
それでも「敵の正体を見極めねば」と半ば探偵気分で突入してみると……
出てきました、粗悪感満載の“なんちゃって作品”。
どこから仕入れたのか分からない竹籠に、しれっと私の名前が貼り付けられているではありませんか。
しかも説明文がまた立派。
「伝統工芸士高江雅人作」
「芸術性と実用性を兼ね備え」
「繊細な編み目が美しい」
……いや、褒める方向は間違ってないけど、対象が完全に別物なんですよ。
サイズやら保管状況やら、やけに具体的なのも逆に腹立たしい。
極めつけはお値段11700円。こんなに安いはず無いやろ。

どう考えてもこれは作品を売る気というより、購入させて情報を抜き取るタイプのフィッシングサイトの匂いがぷんぷんします。
もちろん黙って見過ごすわけにはいきません。
即座に問い合わせフォームへ一筆。
「高江雅人です。名前の無断使用、直ちに削除してください」
――送信。
そして現在。
……返事、ゼロ。
いやもう、本当に腹立たしいし、悔しい。
自分の名前が知らないところで勝手に使われるこの不快感、なかなかのものです。
同じ画像を使って、まったく同じことをしている別のサイトもありました。ここは8820円だって!

とはいえ、今回の件で学んだことがひとつ。
エゴサーチは、時にエンタメではなくホラーになる。
皆さまもどうかお気をつけて。ネットの海、思った以上に深くて濁っております。


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