それは、お昼の何気ない一言から始まった。
「美味しいピッザが食べたいな~~~~」
ただ、それだけ。
別に注文したわけでもない。
予約を入れたわけでもない。
ましてや、宅配ピザのチラシを見せたわけでもない。
すると、すかさずエツコーネ。
「じゃ、今晩ピッザしようか!」
おおっ!
なんという素晴らしい返事。
「お願い。お願い!」
というわけで、今晩はピッザ祭りに決定。
まずはワインを冷やしておきましょう。
今夜のワインはこちら。

シックス・エイト・ナイン(689) ナパ・ヴァレー レッド。
ちょっと気になったのでGoogle先生に聞いてみると、
「アメリカ・カリフォルニア州の高級銘醸地、ナパ・ヴァレーのブドウを使用した、抜群のコストパフォーマンスを誇るフルボディの赤ワイン」
とのこと。
ほほう。
さらに、
「数万円クラスのナパ・ヴァレーの高級ワインに匹敵するような濃厚な満足感を、手頃に味わえる」
なんて書いてある。
……これは期待が膨らみます。
そして、いよいよ晩御飯。
なんと!
エツコーネ、トマトソースまで手作り。
もちろん、ピザ生地もエツコーネ作。
つまり、
ピザ生地もエツコーネ。
トマトソースもエツコーネ。
凄いじゃないか!
そこに「689」を合わせていただきます。
689は、ジューシーで甘みのある芳醇な味わい。

手作りピザとの相性もよろしく、これはもう……
昼間に「ピッザが食べたいな~~~」と言った自分を褒めてあげたい。
いや、待て。
褒めるべきなのは、もちろんエツコーネである。
そんなこんなで、美味しいピザとワインを楽しんでいると、エツコーネがひと言。
「『美味しいピッザが食べたいな~~~~』って、ひとこと言っただけで、魔法のようにこんな晩御飯が出てくるなんて……」
そして、最後にこう言われました。
「こんな幸せ者は居ないと思いなさい!」
……はい。
おっしゃる通りでございます。
昼間に「ピッザが食べたい」とつぶやいただけで、
夜には手作りピザと手作りトマトソース、そしてナパ・ヴァレーの赤ワイン。
どうやら私は、かなり幸せな男らしい。
というわけで今夜も、
エツコーネ、ありがとう。
そして次回からは、食べたいものを口にするときには、少し慎重に発言しようと思います。
……いや、やっぱり言おう。
「明日は美味しいステーキが食べたいな~~~~


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