レコメンド機能

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最近、インターネットの“気が利きすぎる”一面に、ちょっと苦笑いしてしまった。

先日、何気なくワインをネットで購入したところ——それ以降、フェイスブックを開けばワイン、またワイン、さらにワイン。まるで「あなた、今ワインにハマってますよね?」と念押しされているかのようだ。
どうやらこれが噂の「レコメンド機能」というやつらしい。過去の閲覧履歴や購入履歴、さらには年齢や地域といった情報まで分析して、「あなたにピッタリ!」を差し出してくる、あの親切(?)な仕組みだ。

まあ、ワインの広告ならまだいい。むしろちょっと気分も上がる。
「次はどれにしようかな」なんて、軽くその気にもなる。

ところがである。

最近、ちょっとトイレが近い気がして、「頻尿」と検索してみた。
ほんの出来心だった。深い意味はない。

……が、その瞬間から世界が一変した。

フェイスブックのフィードは、見事なまでに“頻尿ワールド”へ。
健康情報、対策グッズ、体験談——どこを見ても頻尿、頻尿、また頻尿。

いやいや、そこまで主張しなくてもいいんだけど。
ちょっと検索しただけなんだけど。

どうやらインターネットは、こちらが思っている以上に“心配性”らしい。
一度気にしたことは、「それ、気になってますよね?ね?」と何度も確認してくる。

ありがたいような、ありがたくないような。

便利な時代ではあるけれど、たまにはこう思う。
「そっとしておいてくれてもいいんだよ」と。

……とはいえ、今この文章を書いている間にも、どこかで新たな“おすすめ”が準備されているのだろう。

次に出てくるのは、ワインか。
それとも、やっぱり——。

まあ、それもまた今どきの“お付き合い”ということで。

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